公開日:2009/08/21

GPGPU対応PGIコンパイラがリリース!

PGIコンパイラー9.0がリリースされました。

最も注目されているGPU対応については、プレビュー版となり、64bit Linux版のライセンスすべてに、2009年末まで有効なアクセラレー ター対応プレビューライセンスが付属します。対応OSは、64bit Linuxのみです。CまたはFortran95のソースコードに、OpenMPによく似たディレクティブを追加するだけで、GPUによる計算が可能です。また、GPU対応BLASライブラリーが付属し、LaPack、BLASを使うコードは、ライブラリーを入れ換えるだけで、GPUによる計算が可能です。

年内に予定されている次のバージョンアップで、正式版になり、アカデミックユーザー様には追加料金なし、その他のユーザー様には追加料金をいただいてGPU対応の正式ライセンスが発行される予定です。

GPU以外の改良点としては、Intel Core i7とAMD Istanbul (6 core Opteron)用の最適化が可能になりました。Fortran2003の追加機能、C/C++のOpenMP 3.0完全対応と、言語仕様の拡張もあります。また、デバッガーとプロファイラーも改良されています。

==== 行列積のGPU用コード例 ====


  !$acc region copyin(b(1:n,1:p),c(1:p,1:m))
  !$acc&      copy(a(1:n,1:m)) local(i,j,k)
  !$acc do parallel
      do j = 1, m
          do k = 1, p
  !$acc    do parallel, vector(64)
              do i = 1, n
                   a(i,j) = a(i,j) + b(i,k)*c(k,j)
             enddo
          enddo
      enddo
  !$acc end region
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